日本に生息していた恐竜のフクイベナートルが、総合司会の劇団オーディション、いったいどうなるー。気になるきょうりゅうオーディション!はじまるよー。
さて、本日紹介するのは、「きょうりゅうオーディション」。
わては、モササウルスが大のお気に入り。ま、この絵本には出てこないけどにー(笑)
このブログ記事を最後まで読むと、こんなことがわかります。
・「きょうりゅうオーディション」ってどんな絵本?
・「きょうりゅうオーディション」で何が学べるか
作品情報
タイトル「きょうりゅうオーディション」
著「たしろちさと」
発行「2017年6月28日」
出版社「小学館」
サイズ「AB判」
ページ数「32P」
作者の「たしろちさと」さんは、東京都生まれ。大学で経済学を学んだ後、4年間の会社勤めを経て、絵本の制作を始める。世界的編集人、マイケル・ノイゲバウアーが見い出し、「ぼくはカメレオン」で世界7カ国語同時デビュー。『5ひきのすてきなねずみ ひっこしだいさくせん』で2011年日本絵本賞を受賞された方です。
この絵本から何が学べるのか
・自分の自慢できることを知ろう。
・信じれば夢は叶うかも。
絵本のあらすじ
「きょうりゅうオーディション」スタートです!
恐竜劇団ベナートルでは、新しいお芝居を上演するためにオーディションを開催します。表紙に描かれた個性豊かな恐竜たちが続々審査へ。
審査委員は、司会者兼務のフクイベナートルさんだけ。ブラキオサウルス、トリケラトプス、ステゴサウルス、ティラノサウルスなど、いろいろな恐竜たちがつぎつぎにやってきて特技を披露しますが・・・。みんな個性が強すぎ。
首のなが~いブラキオサウルスさん、大きなえりがごじまんのトリケラトプスさん、大きな口をあけて歌う(吠える)ティラノサウスさん、などなど、「劇団ベナートル」の新しいお芝居に出たい恐竜たちが次々と特技を披露します。
愛嬌のある恐竜たちは、恐竜好きも、そうでない人もきっとほっこりする、幅広い子ども達に楽しんでもらえる恐竜絵本です。
「きょうりゅうオーディション」の見どころ
それではどういった絵本なのか作品に込められたメッセージをご紹介します。
①恐竜の絵の横にはそっと説明書きが。
恐竜の種類に自信がない方にも安心。
恐竜の名前、全長、特徴が明記してあります。説明書きを読むだけで、子供も恐竜に詳しくなれるかも。
②恐竜の特徴をいかしたオーディション
まずトップバッターは、ブラキオサウルスさん、ながーい首を生かした得意技を披露。2番手はトリケラトプスさん、頭とツノが大きい特徴を表現。その後もプテラノドンさんや、プシッタサウルスさんなどが続々登場。次々に展開されるオーディションは楽しいの一言。
③みんな大好きティラノサウルス
最後のオーディションは、絶対的人気を誇る我らがティラノサウルスさん。なんと歌を披露して、あまりの大きな声に司会者もひっくり返ります。
④まさかの結末に!
運命の結果発表。
どの恐竜が、お芝居に参加できるのか。
みんなソワソワ。
選ばれた恐竜は…
司会のフクイベナートルさんが、言ったことは。
なんと。
…
「どの恐竜も素晴らしい!みんな合格。一緒にやろう。」
でした。
お芝居では、総勢8種類の恐竜が大暴れ。
とても楽しい劇団ベナートル【恐竜パラダイス】が大ヒット!
まとめ
みんな良ければ、みんなでやれば良いじゃん。そんな気持ちになる絵本。
「自分の個性」と「追い続けた夢はきっと叶う!」などなど今日もたくさん学べる一冊のご紹介でした。
日々の挑戦が大切なのねん。
※作品のタイトル・著・発行・出版社以外は、あくまで私個人の感覚や感想をもとに記載しています。ぜひ、絵本をお手に取ってお確かめください。
あなたも必ず「劇団フクイベナートル」の虜になるはずです。ではまた。Reading is fun!
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