絵本「い~れ~て!」を紹介します。

えほん
シュウぱー
シュウぱー

僕はみんなと遊ぶのがにがて、縄跳びも下手だし 失敗すると笑われるし。
さて、本日紹介するのは、「い~れ~て!」
一人遊びが好きな子も、みんなで遊ぶことが好きな子にも読んで欲しい絵本です。

あれっくす
あれっくす

失敗しない絵本選び

本日ご紹介の絵本はこちら▼

トムさん
トムさん

1人で遊ぶのも楽しいんだよなー。ワイは1人も好きやで。

ワトソンくん
ワトソンくん

このブログ記事を最後まで読むと、こんなことがわかります。

・「い~れ~て!」ってどんな絵本?

・「い~れ~て!」で何が学べるのか。

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作品情報

作「中川 ひろたか」
絵「市居 みか」
出版社 「金の星社」発行日「2020年09月30日」
サイズ「265mm×215mm / 32ページ」
読書時間「3分59秒」

マック
マック

中川ひろたかさんは、日本ではじめての男性保育士として、5年間千早子どもの家保育園に保父として勤務。1987年、みんなのバンド「トラや帽子店」を結成。リーダーとして活躍。「みんなともだち」「世界中のこどもたちが」などは、たくさんの子どもたちに歌われている。1995年「さつまのおいも」(童心社刊)で絵本デビューされた方です。ヒヒーン。

この絵本から何が学べるのか

POINT

・勇気を出して「い〜れ〜て」って言うと楽しいかもよ
・友達はすぐそこにいるよ

絵本のあらすじ

主人公は、幼稚園・保育園の年長さん程度の男の子。みんなと遊ぶのが苦手だから、絵に描いたうさぎと友だちになって遊んでいる。その絵の物語のなかで、主人公は崖から落ちてしまい、友達みんなにロープで助けられる。現実の世界に戻り、お友達に大縄跳びをやろうと誘われる。そしてついに勇気を振り絞り、ぼくは絵を描くのをやめてみんなに言った。

「いーれーて!」

大人も子供も勇気づけられる作品です。

「い~れ~て!」の見どころ

それではどういった絵本なのか作品に込められたメッセージをご紹介します。

「い~れ~て!」4大メッセージ

①お友達と遊ぶよりお絵描きが好き
②主人公が描いた物語「ウサギさんとピクニック編」
③主人公が描いた物語「崖に落ちてピンチ編」
④現実に戻り、ゆうこちゃんから大縄跳びのお誘いが

①お友達と遊ぶよりお絵描きが好き

外遊びより部屋のなかで絵を描いている方が好きな主人公の男の子(幼稚園児)。

いつも1人で寂しくないの?と聞かれるけど

描いた絵と友達になれるから全然寂しくない。

ぼくは、僕が描いたうさぎと友達になる。

トムさん
トムさん

そっ、その手があったんかいな!

その後は、主人公が描いたうさぎとの話に進みます。

②主人公が描いた物語「ウサギさんとピクニック編」

野原で遊んで、主人公が描いた大きな木まで来た、大きな木にはたくさん実がなっている。

その後、うさぎが実を食べたがるので、木にハシゴを掛けてあげる。

寺田先輩
寺田先輩

もちろん絵でね!

美味しそうな大きな赤い実を2人で食べる。

食べ終わると、うさぎが、あっちの丘に行こうと提案。2人で丘を登る、そこから海が見ていたので、向かおうとした矢先、おっと!主人公は足を滑らせて、崖から転落してしまいます。

おしまい。

ミッシェル
ミッシェル

そんなバッドエンドあるかいっ!

と言うのは冗談で、

③主人公が描いた物語「崖に落ちてピンチ編」

崖には大きな木があって、なんとか引っかかって助かった。

しかし、足を負傷してしまう。

うさぎは崖の上から「大丈夫?」と叫んでいる。

とてもじゃないけどこの怪我では崖の上までは登れない、うさぎは「ちょっと待っててー」と言ってどっかに走って行っちゃった。

しばらくすると、崖の上から「大丈夫か?」という声がきこえる。

同じのクラスのだいちくんだ。

「待ってろよ、今ロープ降ろすからなー」

とけんちゃん。

ロープを体に巻き付けてギュッとにぎる。「いいよー」。

するとクラスみんなの声が聞こえてきた。

「よいしょ、よいしょ」

みんなの顔が見えてきた。

みんな歯を食いしばって主人公を引き上げます。

崖っぷちに差し掛かると、友達たちは力を振り絞り、

「せーの、よいしょ!!」

なんとか生還!!

本当に良かったと友達みんなが口々に言ってくれます。

主人公もそれに対し心の底からありがとうを伝えます。

④現実に戻り、ゆうこちゃんから大縄跳びのお誘いが

ここからは現実世界のお話し。

「なわとびしない?」とゆうこちゃんが、絵を描いている主人公を誘いに来てくれます。

そして主人公はお絵描きをやめて外にでて、勇気ふり絞り大縄跳びをしている皆に、こう言います。

「いーれーて!」

もちろんみんなは、仲間に入れてくれ、その後みんなで大縄跳びを楽しみました。

ラストのページは主人公も嬉しそうに縄跳びをする描写で終わります。

おしまい(本当に)。

まとめ

シュウぱー
シュウぱー

いかがでしたか?「いーれーて!」

我が家の息子も内気な性格で、友達のみんなの遊ぶのは大好きなのですが、ひとり遊びの方が好きな性格。実は、自分から勇気を出して苦手なことにも挑戦して、一歩踏み出してみるとまた別の世界が見える事ってたくさんありますよね。大人にも共通する点は多いです。 この絵本を読みながら、子供と一緒に考えてみるのも良いと思います。

※作品のタイトル・作者・発行・発行所以外は、あくまで私個人の感覚や感想をもとに記載しています。ぜひ、絵本をお手に取ってお確かめください。

明日はきっと良い日になるはずです。ではまた。Reading is fun!

えりざべす
えりざべす

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