絵本『おやくそくえほん はじめての「よのなかルールブック」』を紹介します

えほん
シュウぱー
シュウぱー

さて、本日紹介するのは、

『おやくそくえほん はじめての「よのなかルールブック」』

子どものしつけについてはいろいろな考えがあると思いますが・・・

超おすすめの子育て応援ブックの1冊。ぜひ本を手に取り読んでみてください。

子供のお行儀が悪いと昔から「親の顔が見てみたい」なんて言いますが、そんなこと言われないために子供に厳しくルールを守らせる保護者もいるかもしれませんけど、自分は子供が世の中、社会のなかで「生きていく力」を最低限つけてあげる事が自分の責任だと思っています。絵本の最後(P54・P55)には、「42個のおやくそくリスト」が付いています、このページを見るだけでもすぐにでも手に取って子供に読み聞かせしたくなること間違いなしの一冊です。最初から長文すみません!

じゅりあ
じゅりあ

子どもに社会のルールを教えることを難しく考えず気軽にまずは立ち読みしてみてね。

きっと心が少しラクになると思うから。
失敗しない絵本選び

本日ご紹介の絵本はこちら▼

ワトソンくん
ワトソンくん

このブログ記事を最後まで読むと、こんなことがわかります。

・おやくそくえほん はじめての「よのなかルールブック」ってどんな絵本?

・おやくそくえほん はじめての「よのなかルールブック」で何が学べるのか。

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作品情報

絵「林 ユミ」
監修「高濱 正伸」
出版社「日本図書センター」
発行日「2020年02月21日」
ページ数「56ページ」
対象年齢「小学低学年(シュウぱーは3歳ごろからでも良いと思います。)」
サイズ「200mm×178mm」

ミッシェル
ミッシェル

監修の高濱正伸氏は、花まる学習会代表。1959年熊本県生まれ。県立熊本高校卒業後、東京大学に入学。1990年同大学院修士課程修了後、1993年に「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を重視した、小学校低学年向けの学習教室「花まる学習会」を設立。父母向けに行なっている講演会は毎回、キャンセル待ちが出るほどの盛況ぶり。「情熱大陸」(毎日放送/TBS系)、「カンブリア宮殿」(テレビ東京)などドキュメンタリー番組にも出演し、注目を集めている。現在、算数オリンピック委員会の理事も務める。主な著書に、『なぞぺー』シリーズ(草思社)、『小3までに育てたい算数脳』(健康ジャーナル社)、『子どもに教えてあげたいノートの取り方』(実務教育出版)、『わが子を「メシが食える大人」に育てる』(廣済堂出版)など。

この絵本から何が学べるのか

POINT

・子供が社会の一員として生き抜く力が身につく
・保護者が、さまざまなルールを冷静に、優しく、詳しく子供に教えることができる

絵本のあらすじ

この絵本には、「おやくそく」に関する具体的なしつけ方や、声がけの仕方も書いてあります。
ここがポイントです!
なぜなら、理由も説明せずただ押しつけられたことを、子どもは納得しません。
納得できないことは、本当には身につきません。
だから、子どもも納得したうえで「おやくそく」するのです。と監修者の高濱さんは言っています。

おやくそくえほん はじめての「よのなかルールブック」 の見どころ

それではどういった絵本なのか作品に込められたメッセージをご紹介します。

おやくそくえほん はじめての「よのなかルールブック」 4大メッセージ

①子供の「なんで?」を大切に。親も一緒に学びましょう!
②大人もちゃんとルールを守ろう。
③自分一人だけで、社会に生きているのではないということ。
④行動する前に、まずはどうなるか(相手がどういう気持ちになるか)考えてみよう

それでは掲載されてる「おやくそく」の一部を紹介していきましょう。

絵本の構成は、だいたい1ページごとに「おやくそく」が大きな文字で書いてあって、その下にに可愛いイラストと一緒に子供でも理解できる優しい理由が添えられています。

ナンチャン
ナンチャン

このレイアウトわっかりやすい!

・なにかしてもらったら、「ありがとう」とい

なにかしてもらったら大きな声で「ありがとう」って言おう。ともだちや先生にだけじゃなく、お父さんやお母さんにもちゃんと言おう。何回言ってもいいよ。「ありがとう」は、言った人も言われた人も笑顔になれる素敵な言葉だから。

トムさん
トムさん

感謝は大事やで!しかも相手に伝える事はもっと大切。

ちなみに絵本では、もちろんすべてひらがなで記載されていますぜ!

にかしてしまったら、「ごめんなさい」という

ごめんなさい」を言うのって、難しいよね。大人だって、上手に言えない人がいるよ。でも、友達と喧嘩したり、物を壊したりしてしまった時は、素直に「ごめんなさい」って言おう。

寺田先輩
寺田先輩

大人でも自分の非を認めることって難しい。でも生きていくうえで絶対必要な術ですよね。心からの謝罪を心がけよう!

・せきやくしゃみをするときは、てやハンカチでくちをふさぐ

せきやくしゃみが出そうになったら、手やハンカチで口をふさいで、人のいないほうを向いてしよう。特に、風邪をひいているときは、周りの人にうつすかもしれないから、気をつけよう。口をふさいだ手をしっかり洗うことも覚えておいて。

ガブリエル
ガブリエル

海外では服の袖とか腕の部分で口を抑えるのが主流よね。目指せ上級者!

・「いや」とかんじたことは、ちゃんとあいてにつたえる

ともだちに嫌なことをされた時どうしてる?我慢しなくていいんだよ。「いや」ってちゃんと伝えてみよう。友達と仲良くすることは大事だけどあなたの心を守ることも大事だからね。それに、友達はあなたに言われて初めて「いやだったんだ」ってわかるかもしれないよ。

米部くん
米部くん

友達に「いや」「やめて」と言われたら、絶対にやめることも伝えよう!率先して親もそうしよう。

・ようじがあるなら、じぶんでいく

話を聞いて欲しい時、遠くから「お父さん、ちょっと来て―!」って言ってない?

上手に描けた絵を見て欲しい時、「お母さーん見てー!」ってキッチンに向かって叫んでない?でもよく考えてみて。用事があるのはあなただよ。あなたが動こうよ。

もんちゃん
もんちゃん

これもあるあるやね。お母さーん(お父さーん)ちょっと来て―。しょっちゅう言われる―。実は、両親も子どもたちに同じことしてないかな?考えさせられますぅー

・ふきげんでいない

不機嫌でいるのはやめよう。なんでも「いや」と言ったり、むすっとした顔をしていると、周りの人が嫌な気分になるよ。悲しいことがあったとか、おなかが痛いとか、理由があるなら自分で説明しようよ。

たこ「ちょっとしたことで、怒られるとふてくされる、子供ってみんなそうですよね、不機嫌でいると自分が損することを冷静に伝えられると少し変わるかもしれませんね。保護者も同じことを怒り続けないことも大事ですよねきっと。」

あれっくす
あれっくす

ちょっとしたことで、怒られるとふてくされる、子供ってみんなそうですよね、不機嫌でいると自分が損することを冷静に伝えられると少し変わるかもしれませんね。保護者も同じことを怒り続けないことも大事ですよねきっと。

・きらいなたべものでも、ひとくちたべてみる

すき、きらいって、一度だけではわからないもの。昨日まで嫌いだったピーマンを今日好きにになることだってあるんだよ。だから嫌いな食べ物でも一口は食べてみよう。何度か食べてるうちに「おいしい!」「好きかも!」って思えたら、食べることがもっと楽しくなるから。

マック
マック

食べ物の好き嫌いが無くなりますように!

・ひとのなまえはしっかりおぼえる

名前をちゃんと覚えてもらえるのって、すごく嬉しいよね。
人と仲良くなるはじめの一歩だからね。
名前を間違えてがっかりさせないように、出会った人の名前はしっかり覚えよう。

ミッシェル
ミッシェル

名前に続けて挨拶されると嬉しいよね。

・ものをわたすときは、ていねいに

人に物を渡すときは、投げたり片手で扱ったりしないよ。
「重いよ」とか「熱いよ」とか、相手に伝えると、もっといいね。
ハサミや鉛筆は、とがった方を相手に向けると危ないから、向きに気を付けて。

じゅりあ
じゅりあ

くれぐれも相手に怪我をさせないようにしよう。

・おみせのしょうひんをベタベタさわらない

お店で売られているものを、ベタベタ触るのはいけないよ。
汚れたり、壊れたりしたら、売れなくなってお店の人が困ってしまうからね。
そうすると、その商品を欲しかった人も買えなくて困ってしまうよ。

ミッシェル
ミッシェル

困る人がいる事、お店の人も・商品を買いたい人も。

・じぶんをすきでいる

あなたはあなたを好きでいよう。理由なんていらないよ。
でも、もし「自分のことが好きかわからない」って思ったら、お父さんやお母さんに
ぎゅーっとしてもらおう。

・うまくいかないことがあっても、もうすこしだけがんばってみる

折り紙やパズル、お箸の練習など、うまくいかないととっても悔しいよね。
「もうやらない!」って、投げ出したくなるかも。
だけど、ちょっと待って。上手くいかないことって、誰にでもあるんだよ。
お父さん、お母さんにだってある。
だから、落ち込んだり、泣いたり、怒ったりしないで
大丈夫。諦めないで、もう少しだけ頑張ってみよう。

・じてんしゃのベルをならすのは、きけんなときだけにする

歩いているとき後ろから大きな音がしたらびっくりするよね。
だから自転車のベルを鳴らすのは、危険な時だけにしよう。
前を歩いている人に道を開けて欲しいなら、
「すみません、通してください」って言えばいいんだよ。

ジャッキー
ジャッキー

鳴らしたいのはわかるけど、ベルの連打はやめようね。

・ひとのはなしはさいごまできく

誰かが話しているときは、最後まで聞こう。
あなたが話すのは、相手の話が終わってから。
わかったつもりになって、聞くのをやめるのもダメ。
最後まで聞かないと、分からないこともあるからね。

えりざべす
えりざべす

人が説明してくれている時は説明を聞こう!社会人になってからも大事よね。

・しかられているひとのほうをみない

誰かが叱られているときは、別のところを見ていよう。
叱られている人は、きっと恥ずかしいしもしかしたら泣いているかも。
そんな姿を見られるのは、誰だって嫌だよね。気づかないふりをするのも、
思いやりなんだよ。

トムさん
トムさん

せやかて、気になるもんは、しゃーないでほんまに。

ともだちをおうえんする

自転車に乗れない友達や、絵が上手に描けない友達に
「そんなこともできないの?」っていうのは良くないよ。
できる事とできない事は、みんな違うもの。頑張っている友達を応援しよう。

マック
マック

頑張っているひとを馬鹿にしたらダメだぞ!ヒヒーン。

全部の「おやくそく」をご紹介させていただきたいですが、続きは書籍でのお楽しみ。

じょーじ
じょーじ

まだまだ、子供と一緒に学びたいルールが盛りだくさんですよ!

おしまい

まとめ

シュウぱー
シュウぱー

いかがだったでしょうか?大人にもしみるお約束が詰まった一冊です。いつも注意されていることの本当の理由がわかったら子供達も意識的に過ごすようになるかもしれませんね。繰り返しインプットすることが大切だと改めて感じました、

注意としては、決して説教っぽく読まないであげてくださいね、ルールだから守りなさい!ではなく、社会のなかで人々は助け合いや支え合いでみんな生きていること、絵本を読むときは、読み手も共感しながら、「パパ(ママ)いつも気を付けてるよ。」「ママ(パパ)も気を付けなくちゃね。」なんて言いながら読むのも子供の興味を引けるかもしれませんね。自分もルールを守らなくては!

お母さん、お父さん本当に毎日お疲れ様です。

※作品のタイトル・作者・発行・発行所以外は、あくまで私個人の感覚や感想をもとに記載しています。ぜひ、絵本をお手に取ってお確かめください。

あなたも必ず「おやくそくえほん」の虜になるはずです。ではまた。Reading is fun!

米部くん
米部くん

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