
新しいことに挑戦することは素晴らしいことです。
さて、今日紹介するのは「ぼくやってみるよ」
主人公モンチくんのラブストーリーにも注目?

失敗しない絵本選び
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いもと ようこさんの絵にはいつも癒されてるぶう。

このブログ記事を最後まで読むと、こんなことがわかります。
・「ぼくやってみるよ」ってどんな絵本?
・「ぼくやってみるよ」で何が学べるのか。
作品情報
作「寺村 輝夫」
絵「いもと ようこ」
出版社「あかね書房」
発行「1983年」
読書時間「3分36秒」
対象目安年齢「2歳~5歳」

絵を描いている、いもとさんは、兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学卒業後、教員生活を経て絵本の世界に入り、独自のはり絵の手法を用いて、繊細で心温まる世界を展開しています。『ねこのえほん』(講談社)『そばのはながさいたひ』(佼成出版社)で2年連続でボローニャ国際児童図書展エルバ賞受賞。『いもとようこ うたの絵本Ⅰ』(講談社)で同グラフィック賞受賞されています。大好きな絵の世界観ぽん。
この絵本から何が学べるのか
・逃げちゃだめだ!
・恥ずかしがらずに、素直な気持ちを相手に伝えよう。
絵本のあらすじ
ひな祭りの栗の木園、クラスのみんなでひな祭りをすることになります。お雛様は、ウサギのミミコちゃん、そしてお内裏様は・・・おさるのモンチくんが選ばれるも、ひょんな理由からクラスを逃げ出してしまします。
「ぼくやってみるよ」の見どころ
それではどういった絵本なのか作品に込められたメッセージをご紹介します。
①時は、ひなまつり
②栗の木園の庭の木によじ登るモンチくん
③園長先生がモンチくんを発見!
④モンチくんからミミコちゃんにお花のプレゼント
①時は、ひなまつり
栗の木園のひなまつり、クラスのみんなの前で、羊のメエコ先生が「お雛様になりたい人」と呼びかけます。すぐに手を挙げたのは、ウサギのミミコちゃん。
みんなも、ミミコちゃんならいいよーとのこと。
そこで、次は「男の子のおひなさまは?」
するとミミコちゃんが、こう言います「モンチくんがいい、わたしモンチくん好きだから」
なんと言うことでしょう。
みんなの前で公開告白をされたモンチくんは、恥ずかしさのあまり教室を飛び出します!
②栗の木園の庭の木によじ登るモンチ
教室を飛び出したモンチくんは、庭にある栗の木にスルスルとよじ登り
モンチくんはこう言います
「僕、ひな祭りが終わるまでおりないよ」
するとみんなは言いました。
「仕方がないよ、他の人がなれば良い」
しかし、ミミコちゃんはこんな追い打ちを掛けます。
「私、モンチくんじゃなければいや、結婚するんだもん。」

ミミコちゃんはモンチくんを木から降ろす気はあるんかい。きゅーう。

OK!って言って降りてくるとでも思っているのかな(笑)
メエコ先生や園長先生もモンチくんに降りて来なさいと呼びかけますが、モンチくんは降りて来ません。
みんなも諦めて教室に戻ります。
③園長先生がモンキチを発見!
ところが、問題発生!
モンチ君は急にトイレに行きたくなったのです。最初は我慢してますが、
…
我慢できず、そっと木を降りてトイレに向かいます。
しかし、トイレにはクマオくんがいました。
いけない捕まっちゃうと、思ったモンチくん、今度は栗の木園を出ました。
おうちに帰ろうかなー?
だけど漏れちゃいそう。
とうとう裏山にやってきたモンチくん、
おしっこして一安心。と、思った矢先。
「みつけたぞー!」との声が
園長先生でした。

そりゃ園から急に居なくなったら探しにくるやろ(笑)
モンチくんは慌てて逃げて転んでしまいます。
手を地面についた先に、綺麗なお花が咲いていました。
その綺麗なお花をそっと摘んで栗の木園に戻ります。
④モンチくんからミミコちゃんにお花のプレゼント
モンチくんが教室に入るとひな祭りスタートです。モンチくんは顔を真っ赤にして、
「僕やってみるよ」
ひな壇に上がり、ミミコちゃんの隣に座ります。
モンチ君は
「これあげるよ」
と、摘んできて綺麗なお花をミミコちゃんにプレゼントしました。
おしまい
まとめ

いかがでしたか「ぼくやってみるよ」。最後、ミミコちゃんにお花をプレゼントするあたりがまた、憎いモテ男のやり方ですね。それにしても、ミミコちゃんの性格は末恐ろしい(笑)。親子で楽しめる絵本です!
※作品のタイトル・作・絵・出版社以外は、あくまで私個人の感覚や感想をもとに記載しています。ぜひ、絵本をお手に取ってお確かめください。
あなたもきっとモンチくんみたいに、明日はきっと新しいことに挑戦できるはずです。ではまた。Reading is fun!

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