絵本「あめふりあっくん」を紹介します。

えほん
シュウぱー
シュウぱー

保育園に登園してママがいなくなったその瞬間から大泣き、新学期に良く目にする光景がここに。読んでる子供も園生活に入り込む絵本。
さて、本日紹介するのは、「あめふりあっくん」

寺田先輩
寺田先輩

失敗しない絵本選び

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じょーじ
じょーじ

人間は泣いて大きく成長するんだポン!

ワトソンくん
ワトソンくん

このブログ記事を最後まで読むと、こんなことがわかります。

・「あめふりあっくん」ってどんな絵本?

・「あめふりあっくん」で何が学べるのか。

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作品情報

作・絵「浜田 桂子」
出版社「佼成出版社」
発行月「2009年2月」
サイズ「24×21cm・32ページ」
読書時間「3分38秒」

この絵本から何が学べるのか

POINT

・気持ちの切り替え方
・泣き止まない子供はいない。

トムさん
トムさん

降り止まない雨はないで(笑)。ほな、次行こかっ!

絵本のあらすじ

保育園や幼稚園に慌しく子どもを預ける朝。
「いやだよう。ママが いっちゃったよう」
初めての登園、新学期の登園日などでは、あちらこちらからこんな大きな泣き声が聞こえてきます。
あっくんもそのひとり。その泣き姿は何とも豪快です。
あっくんより小さなお友達から大きなお兄さんお姉さんまで、みんなが何とかしようとかまってきますが、しかし、どんどん泣き声は大きくなるばかり。
そのやりとりがまたリアルで微笑ましい。また、絵の表現がとても素晴らしい。

そして、外には本当の雨が降ってきて・・・

シュウぱー
シュウぱー

この絵本には、子ども達の生き生きとした姿で溢れています。
あっくんもきっと明日には誰かをなぐさめてあげたりしているんじゃないかな。

「あめふりあっくん」の見どころ

それではどういった絵本なのか作品に込められたメッセージをご紹介します。

「あめふりあっくん」4大メッセージ

①いやだよーママが行っちゃったよー。
②次々に気にかけてくれる友達
③雨が降ってきた
④あっくんの勝利?

①いやだよーママが行っちゃったよー。

おひさま保育園のあさ、なにやら大きな泣き声が聞こえてきました。

②次々に気にかけてくれる友達

マック
マック

保育園のみんなは、泣いているあっくんのことが心配で気にかけてくれます。それがとてもリアルなんです。


まずは、おそらく年少組のひなちゃんという女の子が、あっ君のことをいい子いい子してくれます。
しかし、ひなちゃんは、よだれを垂れ流しており、あっくんはびしょぬれに。さらにあっくんの大泣きはヒートアップ。

次に気にかけてくれたのは、おそらく年少組のしょうちゃん、あっくんの涙を拭いてくれます。
しかし、しょうくんが拭いてくれたのは雑巾でした。あっくんは、「いやだよー、雑巾」と言ってまたまた大泣きはヒートアップ。

次に気にかけてきてくれたのは、あきちゃんはケーキを作ってくれました。

それに対して、あっ君は、砂のケーキはいやだよーと大泣き、その弾みで靴も脱げてしまいます。

そこにやってきたさっちゃんは、脱いだ靴をみて靴箱に入れてあげます、それに対してまたまた、あっ君は大泣き、「あっくんがしまうんだよー」。 その後もみんな心配して声をかけてくれますが、あっくんは泣き止みません。

③雨が降ってきた

そうこうしているうちに、雨が降ってきて、土砂降りになってしまいました。

保育園のみんなも庭から戻ってきました。

あっくんは「外で遊べないよー」と、またまた大泣き。

そこで、園児1人がこんなことを言いました。

「空から降る雨と、あっくんの目から出てる雨が競走してるよ!」

「あっくんを応援しよう!」

みんなは声を揃えて応援を始めます。

「あっくんのあめふり、頑張って!外の雨に負けないで!」

その応援を聴いたからかは、分かりませんが、あっくんもヒートアップ!

「雨なんかいやだよー、雨なんかいやだよー。」

あっくんは一生懸命泣きました。

すると…

④あっくんの勝利?

「あっ、雨がやんだー!」

 「すごーい、あっくんが雨降りチャンピョンだー」

あっくんは拍手喝采!

あっくんは嬉しいような、恥ずかしいような気持ちになり、そこから泣くのはもうやめました。

さっき雨が降っていたことが嘘みたいな晴天。

あっくんもさっきまで泣いていたことが嘘みたいに、お庭でみんなと楽しく遊びました。

まとめ

シュウぱー
シュウぱー

なぜ、ママと離れ離れにならなくてはいけないのか、なぜ保育園に通わなくてはいけないのか、ともだちがしてくれること1つ1つが気に入らない、何もかもがわからなくなって、感情が爆発!こんな出来事よく目にしますよね。子供たちはこういう経験を重ねて大きく成長してくのだと思います。あっくんが、笑顔になれて良かった。

ガブリエル
ガブリエル

大人も気持ちを切り替えるのってなかなか難しいですよね。

それでも、気持ちが切り替わると嘘みたいに、元気になったりするものです。

好きなだけ泣けばいいという考えもありますし、親子で気持ちの切り替えの練習をするなどしても良いかもしれませんね。

※作品のタイトル・作・絵・出版社以外は、あくまで私個人の感覚や感想をもとに記載しています。ぜひ、絵本をお手に取ってお確かめください。

ついついあっくんがんばれーって、読者も必ず応援したくなってしまう1冊です。ではまた。Reading is fun!

ナンチャン
ナンチャン

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