赤色のスポーツカー、レーサーのマックィーンは、世界グランプリに出場するために日本へ、親友のレッカー車のメーターと一緒にやってきました。
本日紹介するのは「カーズ2」
なんと、親友のメーターがスパイに間違われ…世界を舞台に大騒動がはじまります!
失敗しない絵本選び
▼本日ご紹介の絵本はこちら▼
カーズ2の絵本は複数販売されているけど、今回はカーズ2(ディズニーゴールド絵本)の紹介をするブー。電子版もあるよ。ラッラッラ~♪
このブログ記事を最後まで読むと、こんなことがわかります。
・「カーズ2」ってどんな絵本?
・「カーズ2」で何が学べるのか。
作品情報
著者「ディズニー」
出版社「講談社」
発行日「2016年3月18日」
おすすめ年齢「2歳から4歳」
この絵本から何が学べるのか
・友達と喧嘩するのは仕方のないことだが、すぐに仲直りしないといけないこと
・悪いことをすると逮捕される!
絵本のあらすじ
大人気「カーズ」シリーズ第2弾。今回はレース会場で、メーターがスパイに間違われたり、オイルが漏れちゃったり、爆弾が仕掛けられたり等々、またまた大騒ぎ。黒幕はまさかの・・・。原作のアニメ映画を忠実にコンパクトにまとめた絵本です。最初の世界グランプリのレース会場は日本です。仲間とは、友情とは、そして悪に立ち向かう、レーサーのマックイーンとレッカー者のメーター、世界をまたにかけた壮大な物語のはじまりです。
「カーズ2」の見どころ
それではどういった絵本なのか作品に込められたメッセージをご紹介します。
①最初の舞台は・・・和の国。
物語のはじまりは、スピードが自慢のレーサーマックィーンは、世界グランプリに出場するため、レース会場の日本へやってきたところから。
親友のレッカー車のメーターはもちろん、ラジエータースプリングスの仲間達も一緒です。
日本の街並みや、至る所に漢字が描かれているところにも注目してほしいでやんす!
世界グランプリを呼びかけたのは、電気自動車のマイルズ・アクセルロッドでした。
「環境に優しい新しい燃料を使って、思いっきり走ってくれたまえ」
なんと、そのアクセルロッドの前で、メーターはオイルのお漏らしをしてしまい、マックィーンに恥をかかせてしまいます。
メーター
「俺、覚えが無いんだけど」
メーターがトイレから出ると、怪しい車達がトルクというアメリカのスパイに襲いかかっていました。
追い詰められたトルクは、大事な情報装置をそっとメータの体に隠します。
のんきなメーターは全く気づかず…
何やってんだよメーター笑
トルクが会うはずだった相手は、イギリスのスパイのホリー・シフトウェルとフィンマックミサイル。ホリーとウィンは、メーターがアメリカのスパイだと勘違いをしてしまいます。
覚えにくい名前ばっかりやな笑
➁レースに敗れるマックイーン
レースが始まると、グレムたち欠陥車がカメラのような武器でトルクのエンジンを爆破し始めます。
その頃トップ争いをしていたマックイーン、いろいろあって、メーターのせいでフランチェスコに抜かれて負けてしまいます。
試合後にマックイーンは、メータに当たり散らします。
マックイーン
「君のメチャクチャな指示のせいで負けたんだぞ!わかってるのか?」
メーター
「わかったよ」
気の良いメーターは親友に迷惑を掛けてしまったと悲しくなり、ひとりでラジエーター・スプリングに帰ろうと決めます。
メーターの置き手紙を読んだマックイーンはなんだか寂しくなります。
近くにいるとイライラするのに、居なくなるとなんか物足りない感じになっちゃうってあるあるよね。
空港に行ったメーターを引き止めたのはイギリスのスパイ、フィンマックミサイル、追ってきたグレム達を振り切り、メーターはホリーとフィンと一緒にスパイジェット機のシドレーに乗り込みます。
シルバーのジェット機シドレーが、かっちょ良いんだこれが
フィンがメーターのからだから取り出した装置には古いエンジンが写った写真が隠されていました。
どうやら悪いことをする欠陥車達のボスのもののようです。
メーター達は欠陥車の集まるイタリアに向かうことにしました。
イタリアには、なんとマックイーン達も来ていました。
なにやら世界グランプリの次のレース会場のようです。
③友達と喧嘩するのは仕方ないがすぐに仲直りしないと
マックイーンは、アンクル・トッポリーノにこう言われます。
「友達と喧嘩するのは仕方ないがすぐに仲直りしないとな。」
メーターは変装して欠陥車達の会合に潜り込みました。そこでは、リーダーの科学者プロフェッサー・ゼットがエンジンを爆破する武器を作っていたのです。
そして、ビックボスが話し始めます。姿はみせず声だけが聞こえてきます。
ビックボスの正体はいかに。
「レースで車をどんどん爆破すればアリノールは危険な燃料だということになる。そうすればまたガソリンの時代に戻り、私達は古い欠陥車だのと言われなくなるぞ!」
メーターは、会合を抜け出してマックイーンに危険を知らせようとしますが、捕まってしまい、次のレース会場のロンドンに連れて行かれてしまいます。
メーターは親友を助けるために必死で逃げだし、レース場に向かいました。ところが自分に爆弾が仕掛けられていることが分かると慌ててバックー!
でもメーターに会えて嬉しくなったマックイーンは理由もわからないためメーターについていきます。マックイーンはどうしてもメーターに、きつく当たってしまったことを謝りたかったのです。
マックイーン
「メーター僕が悪かったよ。」
アンクル・トッポリーノに言われた言葉を素直に聞き入れ、自分から謝れるマックイーン、間違いなく成長しています(感動)。
その時、プロフェッサー・ゼットが爆弾のスイッチを入れようとしますが、間一髪のところでフィンやホリーの活躍のおかげで阻止に成功。プロフェッサー・ゼットは捕まりました。
その後、ラジエーター・スプリングスの仲間たちも駆けつけ、みんなで力を合わせて欠陥車たちをやっつけました。
④全ての謎が解けた瞬間
そして、メーターは、
「俺、わかっちゃった。」
メーターが向かった先はバッキンガム宮殿。
そこには、記念式典の為にたくさんの車が集まっていました。
そこでメーターは宣言します。
メーター
「ビックボスは、アクセルロッドだ!アクセルロッドは電気自動車なんかじゃなく、古いエンジンの持ち主だ!」
実は、最初にオイルを漏らしたのもメーターではなくアクセルロッドはでした。
そして新しい燃料は危険だと思わせる為にプロフェッサー・ゼット達に車を爆発させたのです。そうする事により巨大な油田を持つアクセルロッドは大金持ちなれるし、時代遅れだと馬鹿にされずにすむからです。
アクセルロッドは捕まりました。
そしてこの働きによって、メーターは、女王陛下にナイトの称号をもらいます。
マックイーンも親友の活躍に鼻高々です。そしてロンドンのレースは、やり直す事になりました。
なんと、会場はラジエーター・スプリングス、マックイーンとメーターの愛する街です。
2人とも世界中のどの場所よりも、この街を走っているのが1番似合います。なにより2人が一緒にいるのがね。
おしまい。
まとめ
いかがでしたか?「カーズ2」。とてもうまくコンパクトにまとめられていて読みやすい絵本です。車好きのお子様にぜひお勧めの1冊です。対象年齢も低いので映画(アニメ)はまだ早いかなと躊躇している方も是非チェックしてみてくださいね。
※作品のタイトル・著者・出版社・発行日以外は、あくまで私個人の感覚や感想をもとに記載しています。ぜひ、絵本をお手に取ってお確かめください。
他のカーズシリーズも読みたくなりませんか?どのシリーズをみても、マックイーンとメーターの掛け合いは最高です!ではまた。Reading is fun!
▼下記も参考にしてくださいね▼
コメント