
失敗は成功のもと!目標に向かって試行錯誤を学ぶ絵本。
さて、本日紹介するのは、「ゴリラのパン屋さん」。
どうやったらパンがみんなに食べてもらえるのかなーっと考えます。

ゴリラの握力には、くれぐれも気を付けて。
木っ端みじんにされてしまうかもハニ。

このブログ記事を最後まで読むと、こんなことがわかります。
・「ゴリラのパンやさん」ってどんな絵本?
・「ゴリラのパンやさん」で何が学べるのか。
作品情報
作「白井 三香子」
絵「渡辺 あきお」
出版社「金の星社」
発行年「1991年」
読書時間「4分10秒」
この絵本から何が学べるのか
・試行錯誤して、目標達成へ
・ちゃんと列に並んだ順番を守りましょう!ルールを守ろう。
絵本のあらすじ
本日開店のゴリラのパン屋さん、とってもおいしいパンはいかが? でもあんまり売れません。だって顔がこわし声も大きいし…。そこでいろいろ試行錯誤。愛嬌もうまくだせず、結果、指人形で接客しようと試みますが…そのときハプニングが。
「ゴリラのパンやさん」の見どころ
それではどういった絵本なのか作品に込められたメッセージをご紹介します。
①メンドリさんご来店
②ヒツジさんご来店
③タヌキさんご来店
④3匹の子ウサギたちと意地悪なキツネさん
①メンドリさんご来店
ゴリラのパン屋さんに最初に来店したのはメンドリさん3匹「コッコッコッ!くださいな」、その時かまどをのぞいていたパン屋のゴリラさんは、あわてて振り向き「へいらっしゃい!」その声にびっくりしたメンドリさん達は帰ってしまいます。
ゴリラさんは、何故だか分からず「ちゃんと店番していないとダメなんだな」と反省します。

ここが第一の失敗体験です。
②ヒツジさんご来店
次にパン屋さんに来たのはひつじさん「メェメェ、くださいな」、ゴリラは振り向いて「いらっしゃい!」
なかなか売れませんが、次の手を考えるポジティブなゴリラさん。
③タヌキさんご来店
今度は愛想たっぷりの笑顔で「いらっしゃーい!」
ところが、その大きな歯を見て、パンを買わず帰ってしまいます。

3度目の挫折です。
その夜、ゴリラは悩みます。
「うーん、どうしよう、これじゃパンが売れないよー困ったなぁー」
ゴリラはその日全く売れなかったぱんを食べながら作戦を考えていました。
そこでいい考えが浮かびます。
④3匹の子ウサギたちと意地悪なキツネさん
物語の終盤、子ウサギ3匹が、パン屋さんを訪れます。ゴリラさんは、驚かせないために、カウンターに隠れて、オサルさんの指人形でお出迎え、何とか気に入ってもらえたみたい。パンのオーダーがはいりました。
そんな時、意地悪なキツネがきて、割り込み。ゴリラは「ウサギさん達が先だよ」と、優しく問いかけます。すると、なんとキツネは指人形をポカリと叩きました。
その瞬間、ゴリラは
「コラァーッ!!」と指人形をを放り出して、表に出てきます。
大声とすごい迫力にキツネはびっくり!
逃げて行ってしまいました。

ゴリラさんの凄まじい形相のイラストにもご注目だポン!
ゴリラさんは、「しまった、またウサギさんたちにも逃げられる」と思い、カウンターに隠れました。しかし予想に反して、子ウサギ達はそっと覗き込んでこんなことを言ってきました。
「ゴリラのおじさん、チョコパンちょうだい」…
なんと、その日以来、毎日、友達と一緒にパンを買いに来てくれるウサギの子供達。
評判を聞きつけ、森のみんなもゴリラのパン屋さんが大好きになりました。
まとめ

裏表紙のイラストはゴリラさんときつねさん、うさぎの子供たち3匹が仲良く指人形で遊ぶ姿が描かれていて、キツネが改心した様子です。
・失敗は成功への近道。
・ルールを守ろう!
ということが学べる絵本でした。

最後の最後までハッピーエンドな物語なんだブー。絶対読んでみてね。
※作品のタイトル・作・絵・出版社以外は、あくまで私個人の感覚や感想をもとに記載しています。ぜひ、絵本をお手に取ってお確かめください。
知ることにより不安は解消できます!ではまた。Reading is fun!

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