
絵本のサイズはB5判、コンパクトで、子供を寝かしつけながら読むのに最適!
さて、本日紹介するのは、「おしっこちょっぴりもれたろう」。

きっと女子には永遠にわからない男子あるあるがここに! お父さんが読むのと、お母さんが読むのとでは全く違う本になるかもしれない本でやんす。

このブログ記事を最後まで読むと、こんなことがわかります。
・「オレ、カエルやめるや」ってどんな絵本?
・「オレ、カエルやめるや」で何が学べるか
作品情報
タイトル「おしっこちょっぴりもれたろう」
作・絵「ヨシタケシンスケ」
発行「2018年6月7日」
発行所「株式会社PHP研究所」
読書時間「約4分35秒」
ページ数「48」
作者のヨシタケシンスケさんは、『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞などを受賞。著書に、『しかもフタが無い』(PARCO出版)、『結局できずじまい』『せまいぞドキドキ』(以上、講談社)、『そのうちプラン』(遊タイム出版)、『ぼくのニセモノをつくるには』(ブロンズ新社)、『りゆうがあります』(PHP研究所)などがある。2児の父でもあります。本作品もキャラクターのイラストがどこか人懐っこい所が、とても印象的です。
この絵本から何が学べるのか
・まずは行動してみること(自分で調べる)。
・悩みを抱えているのは自分だけではない。
絵本のあらすじ
ぼくは、パンツにおしっこがちょっぴりもれちゃうから、いつもお母さんに怒られる。
でも、いいじゃないか。ちょっぴりなんだから。
パンツをはいたらわかんないんだから。
パンツが乾くまで、町中に同じ悩みを持っている人はいないか探し回りますが、みつからず、悲しい気持ちで帰宅するもれたろう。
それでもまたトイレから出てくるとジワーッとちょっぴりもれるおしっこ、やるせない気持ちでおじいちゃんに相談すると…実はおじいちゃんも…。
「おしっこちょっぴりもれたろう」見どころ
それではどういった絵本なのか作品に込められたメッセージをご紹介します。
・なぜちょっぴりもれてしまうのか、理由は自分にもわからない。
→しかし、お母さんに怒られる。
・仲間を探す冒険に出発!
・みんなそれぞれ別の悩みがあることを知る。
・実はおじいちゃんも、ちょっぴりもれたろう。
ポイント①なぜちょっぴりもれてしまうのか、理由は自分にもわからない。
しかし、お母さんには怒られる。まさに負のスパイラル。この時お父さんに相談していたら解決していたかもしれない。理由はともあれ、男子あるあるです。しかし、怒られたくない気持ちから、主人公は冒険に出掛けることにします。
※現実では是非お母さんは怒らないであげてくださいね。
ぜひ、なぜちょっぴりもれるのだろうと一緒に考えてあげてください。
ポイント②仲間を探す冒険に出発!
ちょっぴりもれたろうを探す冒険を楽しく描いているパートです。通りすがりのおじさんに、確かめてみたり、絶対仲間がいると確信し、公園でちょっぴりもれたろうを探すことに。何事も自分で調べてみる(行動する)という部分が非常に子供にいい影響があるとおもいます。
ポイント③みんなそれぞれ別の悩みがあることを知る。
現実を知る部分です。自分が想像していた現実と違い、悩みは個々に存在するが、ちょっぴりもれたろうの悩みを抱える仲間はそうはいないことが分かる。
ポイント④実はおじいちゃんも、ちょっぴりもれたろう。
自分にはもう仲間はいない、がっかりしているもれたろう。
そして、またちょっぴりもれてしまう。
おじいちゃんに相談すると、そんなことたいしたことじゃない!すぐに乾くし、ズボン履いたらわからないんだから。
…しかも、実はお爺ちゃんも、ちょっぴりもれたろうだった新事実が発覚する。
仲間が居るだけでホッとする、なんかそんな時もありますよね。良かったね、もれたろう!
まとめ

我が家の5歳の息子は、道端でおじさんにパンツをみせて下さいとお願いするところでいつも大爆笑。ツボのようです。
「みんなそれぞれ悩みがあること」と「自分の悩みは実は周りから見たらそんなに気にしなくても良い悩みだったりすること」などなど今日もたくさん学べる一冊のご紹介でした。
※作品のタイトル・作絵・発行・発行所以外は、あくまで私個人の感覚や感想をもとに記載しています。ぜひ、絵本をお手に取ってお確かめください。
あなたも必ず「おしっこけっこうもれたろうくん」の虜になるはずです。
ではまた。Reading is fun!

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