
感情を表に出さない生き方について学ぶ絵本。
さて、本日紹介するのは、「うごきません。」。
主人公ははたして動くときが来るのか!

ハシビロコウってなんじゃ?

このブログ記事を最後まで読むと、こんなことがわかります。
・「うごきません。」ってどんな絵本?
・「うごきません。」で何が学べるのか。
作品情報
作「大塚 健太」
絵「柴田 ケイコ」
出版社「パイ インターナショナル」
発売日「2020年10月19日」
サイズ「A4判型」
この絵本から何が学べるのか
・相手の気持ちを読み取る難しさ。(顔色だけじゃ相手を理解する事は難しい)
・いろいろな感情を表現をしてみよう!
絵本のあらすじ
主人公の「動かない鳥」のハシビロコウが動くのは、どんなときなんだ?
いつもじっとしているハシビロコウ。友達のカバがきても、ヘビがきても動きません。すると、鼻がバナナになったゾウや、うずまき模様のシマウマなど、おかしな動物がつぎつぎやってきて……。思わずクスっと笑顔になってしまうほっこり絵本です。
「うごきません。」の見どころ
それではどういった絵本なのか作品に込められたメッセージをご紹介します。
①カバが来ても、蛇が来ても、変な動物たちが来ても「うごきません」
②主人公のハシビロコウをなんとか動かそうとする動物たち続々登場。
③主人公のハシビロコウが動くとき
④ほっぺを赤くするハシビロコウ
①カバが来ても、蛇が来ても、変な動物たちが来ても「うごきません」
ハシビロコウ、鳥です、立ったままじーっと動きません。鼻がバナナになったゾウが驚かそうと思っても、うずまき模様のシマウマが動かそうとしても、びくともしません。
②主人公のハシビロコウをなんとか動かそうとする動物たち続々登場。
空飛ぶペンギン、二足歩行するワニ、ビュンビュン走るナマケモノが、チーターを追い抜かします。これはまだまだ序の口。お尻が青いサルや、
③主人公のハシビロコウが動くとき
あんなに何をしても動かなかったが、動く!
それもいきなり、カパッと!口を大きく開ける。それは、獲物を捕獲する瞬間だった。
白と赤のカラフルな魚を躊躇なく召し上がる、ハシビロコウ。
まったく動かなくても、表情が変わらなくても「美味しい」と思っているハシビロコウ。
ザ・ポーカーフェイス。
④ほっぺを赤くするハシビロコウ
またまた、じーっと動かなくなるハシビロコウ。
そんななか、大好きなメスのハシビロコウが、そばにやってきます。
やっぱり全然動かないハシビロコウ、しかし、ほっぺがパッと赤くなりました。
感情が隠しきれない可愛いハシビロコウのお話しでした。
まとめ

さて、本日紹介した「うごきません。」は、いかがでしたでしょうか。
途中登場するコミカルな動物たちも印象的な絵本でした。
相手の表情から感情をすべてわかるようにようになれれば良いのですが、理想と現実は差が大きいですね。相手を変えるよりまずは自分を変えていきましょう!
※作品のタイトル・作・絵・出版社・発行日以外は、あくまで私個人の感覚や感想をもとに記載しています。ぜひ、絵本をお手に取ってお確かめください。
時には動かないことも大切かもしれませんね。ではまた。Reading is fun!

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